低糖質 + 防災
低糖質のパンはお砂糖を使わないため常温での保存は不可能でした。
日本は地震大国でもあり、近年増えている水害などにおいて
避難所での生活を余儀なくされるケースが増えてきました。
ご存じでしょうか?
避難所で出される、通常のパン・おにぎりが食べられない方が一定数いらっしゃいます。
東日本大震災以降、
避難所でも
安心してみなさんに食べて頂ける
お砂糖を使用しない低糖質パンの「保存食」の開発を取り組み始めました。
一般的なパンの保存食はカビや細菌の繁殖を抑える作用のある
お砂糖を使用しています。「低糖質パン」はお砂糖を使用しません。
専門機関で合格した試作品を店舗で週単位で保管して保存状態を
見守りながら、保存可能でかつおいしいパンを作るためにも、
味へのこだわりも追求しました。
試行錯誤しながらの商品開発中に、お砂糖を使った一般的なパンの缶詰は常温で3ヶ月経過後に外観にも変化が無ければ約3年の缶詰での常温保存が可能と言われていることを知りました。
しかし「低糖質パン」の缶詰は3ヶ月を待たず、缶がパンパンに膨れ、中には破裂してしまうものもありました。開けてみると悪臭とカビや細菌の繁殖がすさまじい状態に愕然としたのを覚えています。
「低糖質のパン」の缶詰は
まだ誰も踏み入れたことのない未知の分野でした。
ショックに打ちのめされながらも思考をめぐらせ、カビや細菌の増殖=水分という些細なヒントを手がかりに、水や油脂の配合や焼成温度、焼成方法の組み合わせを何通りも研究し、微調整を重ねました。
食品衛生機関や食品分析機関などの専門機関に何度も足を運び分析結果を待っては失敗を繰り返し、各保存容器を扱うメーカーを訪ねたり、製粉会社の研究所を訪ねてノウハウを学びました。夫婦2人で店舗の通常営業をしながらの製作でしたので、休日返上と寝る時間を惜しんでの研究と試作が続きました。
ようやく製品化の目途が立ちました
そうして長い年月と高い研究費をかけ約10年、
試作が試作品として完成して、商品として量産化体制の目途が立ちました。
安心・安全な食の確保の一端を担えるよう
「低糖質パンの保存食」を量産化し全国の自治体や
病院、企業に備蓄品として備えてもらうことが使命だと感じています。
低糖質のパンはお砂糖を使わないため常温での保存は不可能でした。
日本は地震大国でもあり、近年増えている水害などにおいて
避難所での生活を余儀なくされるケースが増えてきました。
ご存じでしょうか?避難所で出される、
通常のパン・おにぎりが食べられない方が
一定数いらっしゃいます。
そんな方のためにみんなのパンは10年の歳月をかけて
常温保存可能なパンを開発し量産化の体制を整えました。
創常温保存が可能で、キャンプや旅行に持ち運べる 「真空個包装」を行った低糖質パンと常温長期保存が 可能な「缶詰」タイプの低糖質パンを開発しています。 卸・共同での商品開発にご興味のある企業様からの お問い合わせをお待ちしております。